STEP 4 知っておくべきリスク

STEP 4 FXの落とし穴

メディアや書籍などで「儲かるFX」「主婦でも学生でも・・」という耳ざわりのイイ文言が散りばめられています。
ポジティブ面としてはそうですが、同時に認識すべきリスクも存在します。

逆にいえば、下記リスク以上のことは発生しないので安心してFX取引ができると思います♪

証拠金以上の大損発生リスク

損失が発生した場合には、自分が預けた証拠金の範囲内で損切りすれば、 FX会社に対して借金を負うことはありません。
証拠金の範囲内で抑えるために、FX証券会社との間で強制ロスカットルールが存在します。
一定以上の損失が発生した時点で強制的にポジションを手じまいになります。
このときの最大リスクは、預け入れた証拠金が消滅するまでです(追加補填はありません)

実際にあったFXの怖い実例 為替相場の急変動

ここで注意すべきなのが為替相場の急変動です。
何が怖いって、株価が急激に動いた場合、多くの人からの注文が殺到し、強制ロスカットの約定が実現するまでに時間を要してしまうことです。
本当に最悪の結果としては、追加補填の可能性もありえます。滅多にはありませんが歴史的にはありますのでご注意を。

2015年1月15日に起きたスイスフランショック

最近の事例でいえば、2015年1月15日のスイスフランの歴史的大暴落ですね。。。

そのほかには、2008年9月のリーマンショックや2011年3月11日の東日本大震災などが特例としてあります。
テロ事件や金融政策の発表などにより大幅な値動きが起こり、約定までにタイムラグが発生することは稀におきますので、はじめのうちは政府の重大な発表の前に利益を確定しておく、取引をしないなどの方法で回避することも必要かもしれません。


このリスクに対する対策をお教えしましょう♪♪

1. マイナーな通貨は避けましょう

政治的/経済的に不安定な国家の通貨は、国内要因により大幅に価値増減が発生する可能性が相対的に高いです。
やはり、米ドル・豪ドルもしくはユーロがおススメです。

2. 証拠金にあったレバレッジを利用しましょう

数万円レベルの証拠金であれば、レバレッジ25倍は結構危険かもしれませんね。
数十万円の証拠金になった段階でレバレッジMax 25倍に挑戦しましょう♪♪

3. ポジションは金曜夜に精算しましょう

FXをやるうえで結構大事なのが、取引ができなくなる週末(土・日)に何らかの事象が発生し、月曜日の朝一から価格急落が発生するケースです。
これは回避するのは簡単です。金曜日中に保有するポジションをすべて清算し、月曜日に改めて始めればイイのです! 土日のリスクを考えたら、取引回数増によるスプレッド発生は気にしちゃダメですよ