レンジ相場でも儲けよう!RSIの魅了を解説
以前解説したボリンジャーバンドやDMIはテクニカル分析の中でも「トレンド系」といわれ、ある程度相場に売りか買いの流れがでている時に使える指標として注目されていますが、
逆に持ち合いの状態では、売買の指標としてあまり機能しない面があります。
今回のRSIはレンジ相場の状態でもっとも力を発揮する指標として有名で多くのトレーダーに使われています。また「トレンド系」に対して「オシレータ系」という指標に分類されます。
レンジ相場に強いRSIとは、
「Relative Strength index」の頭文字で、テクニカル分析の中で「オシレータ系」と言われ相場が「買われすぎ」か「売られすぎか」をパーセント%で示してくれる指標です。
50%を中心に、70%以上が「買われすぎ」、30%以下が「売られすぎ」でその指標をもとに逆張りで売買するのが基本です。
通常は14日間のRSIが使われることが多く中長期のレンジ状態で最もチカラを発揮する指標です。
RSIは計算方法がシンプルでわかりやすく人気があります。
レンジ相場で逆張りして利益をゲットしよう
図は2015年の9月から12月のチャートです。大きな流れでみて「買われすぎ」「売られすぎる」と元に戻ろうとする力が必ず発生しますので、70%を超えた時は売り、30%以下になったら売るという逆張りの考えが基本となります。
また、RSIはトレンド時には上か下に張り付いてしまい売買の指標として機能しない面がありますので、トレンド系の指標と合わせて使いたいところです。