【FX実践】 FX業界の斜め読み量的緩和「黒田バズーカ」

最近ニュースでよく耳にすることはありませんか?

黒田バズーカ

なんのことかといえば、日本銀行による量的緩和の実行を意味しています。

そしてこの特殊兵器を自由自在に扱う男、それが日本銀行総裁の黒田氏

黒田バズーカ 日銀黒田氏

ちなみに、阿倍政権の誕生以降、すでに2回バズーカーが発射されています。
黒田氏が掲げる「2年で2%の物価上昇のため、マネタリーベースを2倍に増やす!」の有言実行という感じです。

黒田バズーカ 第1回目 結果>92円→103円(+11円):第2回目 結果>106円→120円(+14円)

すごいですね♪♪

量的緩和(お金の発行量を増やす)だけで、しっかりと円安に向かわせています。。
色々と言われていますが、シンプルなんですね・・・

「マネタリーベース(通貨供給量)「とは、日本銀行が銀行に供給するお金の量を意味しますが、これが今、凄い勢いで上がっているのです^^

2012年 138兆円、2013年 200兆円、2014年 270兆円です!
そして先月を見てみると・・・343兆円
情報出典は日本銀行ホームページ:http://www.boj.or.jp/statistics/boj/other/mb/

ここで1点注意

黒田バズーカー(量的緩和施策)は、消費者物価指数(CPI)が前年比マイナス傾向時でないと実施しません! 

見てください♪♪
総務省発表の消費者物価指数です。最近は、どれも前年同月でプラスになっていますよね??つまり、この状態ではバズーカーはでません。

消費者物価指数が上がっている=インフレに進捗している、から不要なのです。
バズーカーが必要なのはデフレ時(消費者物価指数は前年▲となる場合です)

消費者物価指数

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