エリートニートのFXブログ

麒麟がきそう

「麒麟がくる」第一話の最後のシーンで長谷川博己扮する明智光秀のセリフ
『どこにも麒麟はいない!』

平和で仁政を行う世に登場するといわれる伝説の動物「麒麟」が来るという。
残念ながら今の日本も「麒麟」がきているとは言い難い部分があります。

勧善懲悪系が好きそうなNHK大河ドラマの主人公が明智光秀と聞いて、首を傾げた人もいたのではないかと思いますが、今作「麒麟がくる」は、世の出来事とリンクしそうな かなり重要な作品となりそうです。

「麒麟がくる」の名言

昨日放送された第13話では、斎藤道三がこんなセリフをのたまっています。

麒麟がきそう

私には、コロナ騒動で荒れているTwitterやSNS民に忠告しているような言葉に聞こえました。とにかくコロナ騒動でストレスが溜まっているのか、ターゲットのどんな反応についてもdisるコメントを送るなど「この世の地獄か…」と思えるようなものを目にします。

そして、私の師匠が以前、いっていた言葉を思い出しました。

「何かを盗む人間は、ビクビクしている」
要は、人のモノを盗んでやろう、実際に盗んだ人間にとって、自分の持ち物は常に盗まれる可能性があるという意識がどこかにあり、それを恐れているということです。

私は最初ピンときませんでしたが、高校時代、いつも相手を窺うような神経質なクラスメイトが思い浮かびました。
そのクラスメイトは、「どうしてもやっちゃう…」と万引きのクセがあることをボソっとつぶやいた姿が忘れられません。
※後に先生に見つかり数度忠告、また殴られています。

「言葉は刃物ぞ、気を付けて使え」
まさに、この言葉にも人を傷つけてしまう言葉の力だけでなく、その刃物が自分に返ってくることを示唆しています。

「無能!」と罵れば、今の自分の状態はどうか? それが自分に返ってくる。
根拠なく理不尽に相手を裁けば、自分もそうやって裁かれる時がくる。

よくこの世の中は鏡だという表現をすることがありますが、自分の思いや固定概念のフィルターで世界を見ているため、解釈(現実の選択)もその人独自のものになっているということなんですよね。。
この辺りを明確にわかって自分の身になれば、よりよく生きられるのではないかと考えていますがアドバイスありましたらください。

「言葉は刃物ぞ、気を付けて使え」
モックンにマネて、鏡の前で練習しました。