移動平均線よりもトレンドの動きを早めにキャッチできる EMAを解説!

テクニカル分析で基本と言われる 移動平均線 。値動きをある期間に対して「平均化」する分、直近の動きに対して若干遅れをとることがあり、スキャルピングやデイトレードでの指標として遅れをとることも…。そんな弱点を克服しようと開発されたのがこの EMAです。

EMA(指数平滑移動平均線)とは?

最新の値のウエイトを高くした加重平均法の1つ。Exponential Moving Averageの頭文字。
値動きの直近の数値に重きをおく(2倍する)ことにより相場に敏感に反応する移動平均線です。

ゴールデンクロスやグランビルの法則など移動平均線と同じトレンドの転換を予測するのに適しています。ちなみに通常の移動平均線はSMA(Simple Moving Average)と呼ばれます。

個人的には「釣り」でより細い竿に持ち変えるようなものだと思います。移動平均線よりも少しの値動きで反応してしまうため「ダマシ」にあう可能性もあります。このあたりは良い面と悪い面があるという感じでしょうかね、、

値動きに敏感に反応する EMA(指数平滑移動平均線)

なかでも20日間を指数平滑化した20EMAはトレンド転換を予測するものとして最近もっとも注目されている指標の一つです。

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