FX取引の前に知っておくこと① 売値と買値の2WAYプライス &スプレッドについて

FXでは日々、売り手と買い手により通貨の売買が行われています。
売買の値段に関しては買い手と売り手のニーズ、市場の状態により常に変動する為替取引レートにより決められています。

今回は売買の値段の表示方式2WAYプライスと売値と買値の差スプレッドを解説します。

2WAYプライス

DMM FXさんのi-phone用のFX取引画面をみてもらうとわかりやすいと思います。
(直観的で使いやすいです。お世話になっています。)

売値と買値の2WAYプライスとスプレッドについて

図では、ドル円の通貨ペアが122円60銭 あたりで取引されている状態であることがわかりますね。。
(122.598円が売値、122.601円が買い値です。)

必ずFXの取引ツールではこのように買値と売値の2つの値段が表示されており、現在の取引レートがわかるようになっています。

買値は「Ask(アスク)」、売値は「Bid(ビッド)」とも呼ばれます。

今表示されている価格で買おうとして注文してもその価格で約定できないことがあります。これはリアルタイムで刻一刻と相場が動いているからなんです。
このことを「注文が滑る」といいます。急な相場の変動がある場合はなかなか買い手や売り手がおらず、あらかじめ価格を決めていても損をしてしまう。。ということもあるようです。

スプレッド

再び図を見てもらうと中央部分に「0.3」とありますね。
これは売値と買値の差=「スプレッド」です。

DMM FXさんでは、ドル円の通貨ペアは原則スプレッド0.3銭という最狭クラスのスプレッドになっています。大きな変動がない限り、いつも売値と買値の差が0.3円に保ちますという意味です。FX会社や通貨ペアによってスプレッドの幅は違いますのでいろいろ比べてみることをオススメします。

また、このスプレッドは、FX会社の利益であり、投資家(私たち)にとっての取引コストとなります。

「0.3銭なんて全然対したことないじゃん」と考えているかと思いますが、日に何回も売買を繰り返す人(デイトレーダー)にとってはこのスプレッドは小さければ小さいほどいいんですね。。

FXの基本的な取引単位は1万通貨なので、
ドル円では取引に0.003(0.3銭のこと)x10,000=30円かかることになります。
1回の取引(買って売る)で60円です。。。

やはりスプレッドの狭い会社をチョイスするのがよさそうです。

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