日本で誕生したチャート わかりやすくて便利なローソク足チャート

為替相場のある一定期間の値動きをわかりやすいように視覚化されたものをチャートと呼びます。

今回は江戸時代に米商人 本間宗久さんが発案したとされるローソク足チャートについて解説します。チャートには他に欧米で使われているバーチャートやラインチャートなどがありますが、最も使われているのはこのロウソク足チャートです。

ローソク足チャート

1本のローソク足に4つの数値が含まれる、ある期間の値動きを表したチャート
1日ごとを表す「日足(ひあし)」や一週間の値動きを表す「週足(しゅうあし)」。デイトレーダーなどに最適な分単位の値動きを表す「1分足」「5分足」などがあります。投資スタイルによって参考にする足は変わります。。。

図を見てみましょう。まずは期間内に値が上昇したことを表す陽線(ようせん)です。

始値より終値が高くなったローソク足

それではローソク足に含まれている4つの数値の説明です。。

始値(はじめね)

ある期間内の取引がスタートした時点の値段のこと。
日足であれば、1日の取引の始まりの値です。寄り付きとも呼ばれます。
※FXではNY市場のクローズが基準となっています。

高値(たかね)

ある期間内でもっとも高い値のこと。ロウソクチャートでいう上ヒゲです。

安値(やすね)

高値の逆で、ある期間内の一番安い値のこと。下ヒゲといいます。

終値(おわりね)

ある期間内の最後の値段のこと。一日では、NY市場がクローズした時点の値段です。

逆に始値より終値が低くなった相場は陰線(いんせん)といいます。

始値より終値が低くなったローソク足

まずはチャートの基本 ローソク足について説明しました。
FX以外でも株や先物取引など投資系のチャートでは基本このローソク足が使われていますので覚えておいて損はありませんね。。

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