FX僕らの真実 原油価格の変動要因
最近テレビでよく目にする「原油価格下落」の文字。
原油依存のロシア/プーチン大統領は悲鳴をあげ、
OPEC産油国もみんな悲鳴をあげ、
よろこんでいるのはあの国だけです・・・
核心に迫る前にまず、なんで原油価格が下落しているのかを解説しましょう。
おえてほしいのはこの2点。
1.需要の鈍化
欧州の景気低迷+中国など新興国の景気の減速しているため、そもそも原油需要がさがっているという説
2.代替エネルギー「シェールガス」
米国産が主流のシェールガスの生産量が急増しヤバイことになっており、その煽りで原油供給過剰となり、価格が下落。
ちなみに、、今や、米国のエネルギー算出(シェールガス)は世界レベルのエネルギー生産量の15%を占める。 やばっ
このような環境下であれば、石油産油国連合OPECにて原油の減産調整をすればよかったのですが、2014年11月のOPEC総会でまさかの見送られる、オイ!
そして、ここから原油価格の下落は始まったのです~~
なぜOPECは減産しないのか?
だって、減産すれば供給過剰にならずに原油価格は維持できるじゃない?
なんで?なんで?
今考えられているのは次の2つの理由
1.減産したとしても米国は継続算出するので、エネルギー算出シェアの世界体制図が大きくかわってしまう
2.減産しない場合、非OPEC産出国(ロシアなど)も苦しいわけで、我慢比べに持ち込んでOPEC勝利を狙う
ここで気づきましたか?
そうです! アメリカです。
エネルギーを抑えるために戦争を仕掛け続けてきたアメリカが、もう既に自前エネルギーで世界を制しているのです!
エネルギーでも制したアメリカは文字通り覇権獲得ですね。。もうやりたい放題ですよ、ホントに。。
世界経済を不景気に陥れたければ・・・
→シェールガス量産し、産油国経済をボロボロに、産油国通貨が叩き売られます
世界経済を景気方法い持って行きたければ・・・・
→シェールガスを減産し、産油国の経済を元気にさせ、産油国通貨に価値がでます
あ~あ、もうアメリカ人になっちゃおうかな~