FX取引の前に知っておくこと② 注文方式(基本編) 成行注文と指値、逆指値注文
FXでの注文はネット環境で数クリックするだけで売買、約定することができます。
今回は基本編と題しまして、まずは覚えておきたい注文の方式を紹介します。
為替を買う場合でも売る場合でも使える共通の注文なのでしっかり理解しましょう。
成行注文
リアルタイムで変動している為替レートで、まさに今見ているレートですぐに注文を出す方式です。注文時にレートが動いた時など、若干価格がずれて約定するケースもあります。
瞬時に出せる注文なので、相場が急変した時(利益確定や損切りを早くしたい)などにも有効です。
デイトレーダーなどで秒や分単位で取引している人は基本的に成行で注文を行っています。
指値注文
現在のレートよりも自分の好ましいレートになったら買うよ(売るよ)という予約注文です。予約する期間も指定でき、レートが指定した状態にならない場合は不成立となり注文は流れます。
買う場合は現在のレートより安いレートで、
売る場合ば現在のレートよりも高いレートで注文しないとエラーになります。
(要は投資家側にとってよい状態でないと注文できません。)
逆指値注文
指値注文の「逆」ということで、
安くなったら売り、高くなったら買うという予約注文です。
この注文方式は、
売ったポジションよりレートが下がった時に売る=損切り
買ったポジションよりレートが上がった時に買う=トレンドに乗る、さらに為替が上昇すると予測している時に使える注文方法です。
基本編といいましたが、デイトレーダーなどで複雑な注文をしない人は、今回紹介したこの3つしか使わずにトレードしている人も多いです。
応用編ではいろいろな注文方式をご紹介する予定ですが、最も大切なのは、いかに相場を読めるかなんでしょうね。