為替の仕組みと知識

FXの中心の【為替】は変動する主要因

①景気動向

　基本的にはGDP推移で図ることが可能です。上図のグラフの通り、以前は日本も頑張っていましたが、すでに中国に抜かれ、近いうちにインド、そう遠くないうちにインドネシアにも抜かれることが予想されています。

　そして意外と知られていないのですが、GDPって何だろう？　これはとてもシンプルなのですが、民間投資、政府支出、個人消費、貿易収支の４区分からなっています。各国によってどの部分に依拠しているかが異なるので、同じ物差しでは考えず、通貨対象国の中身をしっかり追いましょう。

米国＝個人消費ノ国                                                                                                                         

日本＝個人消費ノ国

中国＝政府支出＆民間投資ノ国

韓国＝貿易収支ノ国

②金融政策

　各国の中央銀行が、利子率％を決めることにより、市場に出回る通貨供給量を調整し、経済の動きを安定化させる動きです。一般的には、通貨過剰＝インフレ、通貨過少＝デフレ、と言われます。

③金利差

　当然ながら高い金利の通貨を持つことで多くの金利を得ることができます。通貨の為替レート以外にも地道に金利収入を取りに行くトレーダーをいます。

（出展：外為どっとコム）主要各国の政策金利表　http://www.gaitame.com/market/seisakukinri.html