フリーで仕事を受ける時に注意すべき大切なこと。
これは、1年ぐらい前に投稿したブログの内容です。
ちょっと気づいた事があったのでメモ。
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インターネット関連の仕事にWebデザイナーとして関わって10年が経とうとしています。
たまになんちゃってフリーランスで、個人で仕事を受ける機会があるのですが、
かなり安い価格で仕事を依頼してくるケースが多いです。
(この業界の人ならわかると思いますが、、)
その理由としては、
フリーランスに対して、
「会社よりもモロモロコストがかからないから、その分安くやってくれそう」
「けっこう融通がききそう」
「仕事をふってあげてるんだからちょっと安くやってくれない?」
という依頼主の考えがあるのだと思います。
ディレクターのポジションとして、仕事を出していた経験もあるので、
この考え方は、仕事を出す側としては、まぁ、、わからないでもないですが…。
私も、過去に「最初だけ」という特別な理由をつけて、
wordpressなどの更新もいれた映画のオフィシャルサイトを10万円ほどで受けたり、
何度も手直しの入るランディングページを2万円で受けるなどの仕事をしてきました。
そして最近、ふと気付いたことがあったんですが、、、
「今受けている仕事の単価も安い」という事です。
もうお分かりですね、、、
そうなんです。。一度、安く受けてしまうと、
その人の紹介でくる仕事はすべて「一番最初に受けた金額が基本の単価になってしまう」のです。
これから、フリーランスで仕事を始める人にぜひ言いたい。
最初の単価設定は、仕事を始める上でもっとも大事なので、慎重に検討するように
そして安い単価で受けてしまった仕事を
あなたは、本気のパフォーマンスで継続してやることができますか?
また、そういう相手とwin-winの関係を築くことができますか?
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この記事を書いてから、
幸運にもいただく仕事は、単価の高い素晴らしい仕事をもらう機会が増えたように感じます。
ただ単純に紹介してくれる人がいいとか、、運がいいだけ、、、とも言えなくもないですが、、
自分の中では、ただ安いだけで仕事を依頼してくるお客さんは、「断固お断り!」という強い覚悟をもったことと関係があるのかと考えています。
交渉の結果、依頼が流れることもありましたが、自分を安売りしないことで100%の力で仕事にむかえるので精神的にもいいのかなぁと思います。
今日もサバ缶だけど…