男を感じるFX取引手法 ナンピン買い

今回は「ナンピン買い」の解説をします。この「ナンピン」という言葉は「難平」と書いて江戸時代からある言葉だそうです。
読んで字のごとく「難しいのを平気にする」ようなちょっと強引な手法で、扱いが難しい取引方法です。

ナンピン買いとは?

相場が予想に反した動きをした際に 買い増しをして平均購入単価を下げる手法です。株や先物取引、FXなど幅広く使われていますが、ほとんどオススメされていないギャンブラー的な手法です。

「ナンピン買い」の説明図

図で説明しますと、上昇トレンドだと思い、122円で1万通貨を買ったのに相場が下落して118円になるとします。その時にさらに1万通貨買い増しをするという攻めの手法です。平均すると120円を2万通貨持っている形になりますので、120円まで戻れば、損失がゼロなので、賢い取引のように見えます。

一見合理的な方法に見えますが、
自分の読み通りに相場が戻った時は買い増し分を含めて大きなプラスになりますが、一方さらに下落した場合には、当然含み損も増えていき、最悪 強制決済の可能性もあります。

「確実に上がる!」と勝負に出るときは使えるのかもしれませんが、、残念ながら相場に「確実」はありません。
「ナンピン買いで詰んだ…」という事例もあるようですので、初心者は手を出さないのが無難です(汗)

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