相場の流れは大まかに分けると3つだけ。トレンドとレンジについて

上がったり下がったり細かな動きを常にしている相場ですが、大きく俯瞰でみると3つの大きな流れに分類できます。
今回はその3つの流れ、上昇トレンド、下降トレンド、レンジについて解説します。

為替相場の特徴として1つの方向に動くとしばらく同じ方向に動きつづけるパターンがあり、そのトレンドを読むことが最も大切です。今回はつい最近2015年8月~12月までのドル円相場の図で解説します。

FXのトレンドとレンジについて
参照:©2015 TradingView

①下降トレンド

名前の通り 相場が下降傾向にある状態です。
図では、ドル円なので下降している状態は円高の状態です。

8月には、中国政府による人民元の切り下げ&株価暴落により世界的な株安⇒とりあえず安定の円買っとこうの流れで、一機に8円ほどの値動き(リーマン・ショック級)がおきた時の急落ですね。。

普段は値を上げたり下げたりしながらトレンドを形成するのですが、このときはズバっと落ちていますね。。。ネットでちょっとみるとこれを機に1千万ほど利益がでた人もいるみたいです(もちろんその逆の方も…)

②レンジ

一定の幅をいったり来たりしている状態で、もち合いやもみ合いとも呼ばれます。
ちょうど買う人と売る人の数が同じぐらいということで、傾向がわからず、この時期に利益を上げるのはなかなか難しいといわれています。

③上昇トレンド

こちらも名前の通り相場が上昇傾向にある状態です。
細かな値動きがありますが、高値と安値を切り上げながらドル高に推移しているのがわかります。

以上、大まかな相場の流れ3パターンでした。それぞれある一定期間同じパターンが続くことがわかると思います。またこの流れが終わる転換点のことをブレイク(ブレイクアウト)と呼びます。
次回はブレイクを解説します。

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